女子レスリングの伊調馨(31=ALSOK)が、納豆で史上初の五輪4連覇を目指す。18日、都内のホテルで行われた第65回日本スポーツ賞の表彰式に出席。8月のリオデジャネイロ五輪へ「納豆を食べて臨みます」と話した。

 昨年の世界選手権で13回目の「世界一」に輝いた女王を支えるのが、納豆と豆腐。「この2年ぐらいは、欠かさず食べています。納豆は1日2パック。こだわりのしょうゆで、小粒のものを」。豆腐は難しいが、納豆は遠征にも持参。もちろん、リオにも持ち込む。

 大賞受賞後の記念撮影では、特別賞のラグビー日本代表選手に肩車されて「(自分が)きゃしゃに見えて、うれしかった」と笑った。29日からはロシアでヤリギン国際に出場。五輪本番へ「リオの後に何をしようかと考えながら8カ月間集中したい」と話していた。